【2025年7月】「DISCOVER EHIME 2025」開催レポート
2025年7月13日(日)・14日(月)、「瀬戸内リトリート青凪」(愛媛県松山市)にて、宿泊型特別体験プラン「DISCOVER EHIME 2025『ここにしかない景色と、ここにしかない手しごと』」を開催いたしました。 本イベントでは、参加者の皆さまが愛媛に根付く伝統の酒造・和菓子・焼き物文化に触れ、その背景にある“人”の想いや物語をじっくりと感じ取ることができるプログラムをご用意しました。 道後で唯一の酒蔵「水口酒造」や、150年以上続く老舗「山田屋まんじゅう」、砥部焼の新風を生む「ヨシュア工房」の職人たちが、それぞれの哲学と技を語り合う特別プログラムが展開されました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000118716.html) ■地域文化を『宿』から物語る、新たな挑戦 温故知新はこれまで、ホテルや旅館を単なる滞在場所ではなく「地域のショーケース」と位置づけ、全国各地で旅の目的地となる宿の運営・プロデュースをしてまいりました。 今回のイベントでは、商品や施設のプロモーションにとどまらず、地域で脈々と受け継がれてきた職人の技や想いを、“人”を軸に伝えることを重視。特に今回は、東京など都市圏から地元にUターンし、家業を継いだ若き経営者たちに焦点を当てています。 たとえば、1895年創業の水口酒造では、若き6代目が新たな醸造法や地元農家との連携に取り組みながら、「道後から世界へ」という挑戦を続けています。また、山田屋まんじゅうでは、東京でのキャリアを経て戻った後継者が、150年変わらぬ味を守りつつ、現代の感性で和菓子文化を再解釈しています。 [...]