「瀬戸内リトリート青凪」新料理長に本城 英也が就任

更新日:2024年12月18日

美しさと味わいを極める、地域の光を届ける新たな日本料理への挑戦

スモールラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新」(所在地:愛媛県松山市、総支配人:下窪 日登美)では、このたび新料理長として本城 英也が就任したことをお知らせします。

日本各地で積み重ねてきた技術と日本料理に対する思いを携え、地域の魅力を引き出す探究心を持つ本城が、瀬戸内リトリート青凪で新たなステージに挑みます。瀬戸内の自然と文化を背景に、美しい盛り付けと繊細な味わいが織りなす特別な体験をお届けいたします。

※料理イメージ

 

料理長・本城 英也(ほんじょう ひでや)について

料理長・本城 英也(ほんじょう ひでや)

1970年、大阪生まれ。

15歳で料理の世界に入り、大阪の割烹料亭、倉敷のホテルで日本料理の基礎を学ぶ。飛騨高山の「ホテルアソシア高山リゾート」では、佐藤冨士雄氏のもとで修業を積み、同ホテルで約8年にわたり日本料理の料理長を務める。その後、熱海市綱代の高級旅館「山龢(さんが)」の料理長として新規開業に携わり、2020年に株式会社温故知新へ入社。入社後は、壱岐リトリート海里村上、箱根リトリート villa 1/f、五島リトリート ray、礼文観光ホテル 咲涼と、温故知新の施設において料理長や顧問を歴任し、若手料理人の育成にも貢献。2024年9月より、瀬戸内リトリート青凪の料理長に就任する。自身が初めて訪れる愛媛・松山市で、地元松山や瀬戸内の食材を活かし心に残る食体験の提供を目指し、チームで作り上げることの大切さをテーマに、新たな日本料理の可能性を切り開く挑戦に挑む。

 

地域の光を皿の上で表現する

「地域の光を食体験として昇華する」ことを目指し、地元の食材を最大限に使用し、見た目にも美しい日本料理を提供します。料理を通して記憶に残る旅を感じられるよう、今後は地元の生産者や魚河岸の方々との連携を通じて、季節の恵みや土地の歴史を料理に表現します。

また、安藤忠雄建築ならではの芸術的な空間に調和する、新たな日本料理のスタイルを模索し、洋の見た目やエッセンスを柔軟に取り入れ革新的な料理を追求していきます。

「料理人とサービススタッフが意見を交わせる関係性がなければ、本当に美味しい料理を提供することはできない。」と本城が語るように、チーム一丸となって食材と真摯に向き合い、その食材が持つ魅力を最大限に引きだすことで、最高の一皿を生み出すことができると考えています。

白子の泡雪仕立て、菊菜餡、唐墨 ※料理内容は予告なく変更となる場合があります。

この料理は、ソムリエ・今津のアイデアが生かされた一皿です。

「この料理にエストラゴンを加えると香りのアクセントになり、ワインともさらに結びつくのでぜひ試してみたいです。」

試作段階で、料理長との対話から生まれた今津のアイデアによって、この料理が完成しました。料理人とサービススタッフの連携を大切にする本城ならではのスタイルと、今津がセレクトする唯一無二のペアリングで、心に残る至福のひとときをお過ごしください。

 

ソムリエ・今津 一里(いまづ かずのり)について

ソムリエ・今津 一里(いまづ かずのり)

1988年、兵庫県生まれ。

専門学校卒業後、ホテルニューオータニ東京でキャリアをスタート。東京都内の星付きグランメゾン、ビストロ、ワインバー、居酒屋と幅広いジャンルでサービスを学び、独自のスタイルを確立させる。母方の出身が愛媛県であることから、自身のルーツである同地への想いを抱き、2018年4月に株式会社温故知新へ入社。入社以降、愛媛の魅力に惹かれ、県内各地の酒蔵へ足を運び、地元でしか出回らない希少な日本酒に出会う。地元のお酒や世界各地のワインを融合させセレクトした絶妙なペアリングは、今津の経験と相まって多くのリピーターを魅了し高い評価を得ている。

愛媛県初、JSAソムリエ・エクセレンス認定。